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Choose your future, choose life.

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なぜか、私の中にずっと残っているこの映画。

心の奥底でずっとずっと引っかかっていた。

歯の隙間に何かが挟まっているかのような引っかかり方。

何か他の事に夢中になっているときは気にならないのに、

みんなと別れて一人になった時、家に帰った時、ふとなんか詰まっているな。と気になってしまう。

trainspotting は観た事ある?

この映画、

食事時には決して見てはならないし、

中身なんてないし、感動もしなければ、

涙も出てきやしない.

でも、曲が最高にクール

そして、冒頭の台詞が私を離さなかった。

この言葉が、引っかかっていたのだ。

実際、英語なんて詳しくはよくわからなかったけれど、

最初は分かった。

人生を選べ。

“Choose life. Choose a job. Choose a career. Choose a family. Choose a fucking big
television, Choose washing machines, cars, compact disc players, and electrical tin
openers. Choose good health, low cholesterol and dental insurance. Choose fixed-
interest mortgage repayments. Choose a starter home. Choose your friends. Choose
leisure wear and matching luggage. Choose a three piece suite on hire purchase in a
range of fucking fabrics. Choose DIY and wondering who you are on a Sunday morning.
Choose sitting on that couch watching mind-numbing sprit- crushing game shows,
stuffing fucking junk food into your mouth. Choose rotting away at the end of it all,
pishing your last in a miserable home, nothing more than an embarrassment to the
selfish, fucked-up brats you have spawned to replace yourself. Choose your future.
Choose life… But why would I want to do a thing like that? I chose not to choose life: I chose something else.And the reason? There are no reasons.Who needs reasons when you’ve got heroin?”

人生を選べ
仕事を選べ、キャリアを選べ、家庭を選べ 、大型テレビを選べ、洗濯機を選べ、車を
CDプレーヤーを、電動缶切りを選べ、健康を、低コレステロールな食品を、歯科保険を選べ、固定金利の住宅ローン、マイホーム、友達、レジャーウェアやそれに合うカバン、ローンで買う高級なスーツとベスト、単なる暇つぶしの日曜大工、くだらないクイズ番組を見る為に座るカウチ、害のあるジャンクフードを口にいれ、腐った体をさらすだけのみじめな老後、出来損ないのガキにも疎まれる。それが”豊かな人生”だ。だが俺はゴメンだ。 豊かな人生なんか興味ない  その理由?理由なんてない。 ヘロインを手にした時に理由なんか必要なヤツはいないだろ。

はじめに観たときは、

私は一体、何を選んで来たのだろうか。

と愕然とした事を覚えている。

たしか中学生か高校生の時に見ていたのだけれど

食事や住む所着るものも不満はなくて、

そして全てが自動的で、安全なような気がしていて

親や世間が決めた何となくのレールに乗っていればいいような気もして

何も考えて生きて来てないのかもしれないとどこかで気付いて

なんか恥ずかしいような、後ろめたいような

でも一方であんなクレイジーな人生もあるのか。と

衝撃を受けてもいた。

いやいや、あれは映画の世界の話だ。と言い聞かせている自分もいて。

でも、やっぱり考えさせられた

一体、私は何を選んでいるのだろうか。

ドキッとさせられていた。

このドキッとさせられていた感が歯の隙間に何かが詰まっているような感じと同じで、

ずっとずっと引っかかっていた。

私は何を選んでいるのだろうか。

私は何を選ぶんだろうか。

そんなことを問われている気がしてならなかった。

あなたは何を選んでいる?

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